先日フレンチオープンでナダルが優勝しましたが(下記写真)、そろそろウィンブルドン前というので、WOWOWでやってた映画ボルグvsマッケンローを鑑賞しました。
※アイキャッチ写真は公式サイトよりお借りしております。(出典:下記リンク)

脱線しますが、マドリッド到着ラウンジでゲットとした現地新聞より。
Goldenargo.com脱線しますが、マドリッド到着ラウンジでゲットとした現地新聞より。
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残念ながらなんとなく名前はしっているけど、リアルタイムでの記憶が全くない選手達で前宣伝通り、全くタイプの異なる選手かと思いきや、結局二人とも本質的には似てる人やなな~というのが感想です。 詳細はネタバレになるので書きませんが、 この映画での感想は主に下記3点。
孤独な天才
映画のワンシーンで、印象深いものがあります。マッケンローが比較的仲の良い選手とトーナメントであたり、マッケンローが勝った後のロッカールームでのこと。
友人選手はジョンの勝ちについてお祝いを言いつつお前はそのうち優勝できるよとは言うんですが、絶対大衆に好かれるような選手にはなれないと言い放ちます。
はっはーん。これ典型的な凡人の妬み。スティーブンジョブスもそうだったようですが、基本「天才」って言われてる人に「感じの良い人」はいないというのが私の持論。エッジの効いてる天才が周囲と協調とかできるわけない。できるような中途半端は凡人。ただし、悲しいかな人として幸福かどうかはわからない。
時代によって変わるテニス、プレイスタイルと道具
ワタクシは最近テニスを始めた部類に入りますので、諸先輩方を差し置いてあーだこーだ言える立場ではまったくございませんが、そんな初心者でもわかるぐらい、テニスがぜんぜん違います。
まず、大きく違うのが道具。木のラケットです。現代の最新のラケットはカーボンファイバーだったりしますし、道具でスピンがかかりやすくなってたりもしますので、そんなに思いいきり強打しなくてもボールは飛ぶ(らしいです、私は経験がないのでよくわかりませんが、コーチ談)
よってマッケンローさんに言わせると現代のテニスは簡単というか、なんでできへんねんってことらしいですね。
よって道具が違うと打ち方もプレースタイルもかわってます。判で押したように「サーブ&ボレー」前に出てくるアプローチのテニスの教科書にあるような試合展開となります。
ちょうど、この映画が WOWOW でやってたとき、当時の本物の試合映像も放送してたのでみたのですが、最初の30分で止めちゃいました。テンポも違うし、あまり興味を持って見れなかったのです。WOWOWの回し者ではございませんが、ご興味あればオンデマンドとかでみれるかもしれませんね。

蛇足ですが、TVっ子の夫がお小遣いでWOWOWも時によっては+アルファ有料放送は契約してますが、WOWOWの株ももってます。何年か株主続けると3か月程視聴料が無料になる株主優待もあるようで、どうせ見るのであればこの組み合わせはおススメです。夫がスポーツも含めたオタクなので、年中色々忙しいです。テニス4大大会からツールドフランス日本のプロ野球欧州サッカーNFLと年中やってます。ご興味のある方CM少ないのスポーツチャンネルおススメです。
やっぱりファッション
30年ぐらい前の時代の映画ですが、レトロとは思いつつも今でも素敵だな~と思えるテニスルックでした。特にボルグ選手。
当時も女性ファンがいっぱいいたようですけど、「ザ・北欧の王子様」キャラのようで、金髪長髪の寡黙でクールな長身スポーツマンです。たまにウィンブルドンやらフレンチオープンでこのボルグ選手のそっくりさんが画像で写ったりしますが、これはこれで素敵ですね。
最近でもそうですが、トップ選手には各スポンサーメーカーからもその選手オリジナルのウェアがリリースされたりと、ファッションリーダーであるのは確かです。
たまになんですかそれは?!というウェアもありますけど、個人的にはプリスコバ選手のきてるフィラのモデルはいいと思います。180cm以上の長身でモデル体型なので、映えますよね。
一度アディダスのムグルサモデルで素敵なのがあったので、渋谷か新宿かの路面店で試着を試みました。うむ、ナシだな。私はモデルではない。というのが結論です。
商品画像さがせなかったので、他のものですが下記オンラインショップのリンクです。参考に。ちなみにステラマッカートニーがデザインす。

着れなくはないのですが、かなりフィットしてるので、相当スタイル抜群か周りは気にしませんって空気読まない人じゃないと無理だと思いました。
一点、改善してほしいのが、日本で展開してテニス商品の品揃えが悪いということ。アディダスの路面店もテニスはこれだけですかという売り場の少なさ!
かといってウィンザーとかいっても正直80年代バブルな感じのウェア(対象年齢が50代以上なのか?)でフィラも日本展開もでるはふりふりな感じのものしかありません。
プリスコバ選手が着てるようなのは、USのオンラインショップでしか見つけられず、日本からは購入できない仕様みたいで、、、値段も高くないのに。
お前、形からはいらず、まずテニスの腕を磨けよという心の声も聞こえますので、まずは日々精進します。
色々思う映画でしたので、テニスや当時のファッション等ご興味のある方、見て見られてはいかがでしょうか。