ゼロウェイストチャレンジも含めて、なるだけパッケージのない製品をと思うと、手作りや自家製にたどり着きます。いくつか妄想プロジェクト中の一つとして今回は自家製豆乳を作ってみましたので、レポートします。
日々の運用として自家製豆乳は成立するのか?
結果から申し上げますと、これを毎週、週当たり2-3日毎の手作り運用は厳しいみたいというのが結論です。もちろん、美味しい手作り豆乳を飲むというのも目的ですが、ゼロウェイストに向けなるだけゴミをださない方法で加工製品も減らしていきたいというのが目的でした。しかし、豆乳が入ってるテトラパックはスーパーで回収もしてるので、かかる時間とコストを考慮すると、自家製を貫くまでには至らないかなというのが結論です。
でもでも、やってみたからわかることもあります。
出来立てホヤホヤは湯葉も食べれますし、豆乳自体が美味しいのと国産大豆など豆の品種も選びたい放題。どこさんのなんていう品種の豆がいいかなど、凝りだしたらきりがない分野だなとも思います。また近所のスーパーで売っている乾物のおまめさんたちはあっても300gとか500g。
ネットですともう少し大ロットで入手できて国産のものが大ロットだけに安く入手できるメリットもあります。
ただし、うちは都心のマンション、そしてミニマリスト夫婦。納屋はありません。大ロットで乾物は買いたいところですが、保管を考えると躊躇してしまいます。
その上去年もそうですが、今年も猛暑。冷蔵庫に入れないくてもOKなはずですが、虫食いやカビはさけたいしと。
ということで、飽きずにこのサイクルが続く保証もないので、とりあえずスーパーで買える小ロットで試してみることに。産地すらよくわからないですけどね。
作り方
- 一晩大豆を水につけます。夏場は10時間程度でOKだそうです。この時は大豆300g。
- ざるにあげ、新しく水1Lを加えハンドブレンダーもしくはフードプロセッサーやミキサーを使ってつぶします。( 大豆:水の割合は2:1で良いそうです)
- つぶしたものを鍋で沸騰するまで煮ます。中火~強火。焦げやすいので混ぜながら。結構白い泡がぶくぶくでます。
- 熱いうちにさらし等を利用し、絞ります。<<<これが熱い!、重労働!
- 豆乳の出来上がり!
- 搾りかすはおからです。すぐ使わない場合は小分け冷凍して保存できます。
完成品と副産物
ほとんどおから使った料理はしたことないのですが、副産物として産出されます。ちまたのレシピを除くと、ポテトサラダのポテトの代替にできたり、フライパンで煎ってパン粉のような使い方などもできるようです。ウチは旦那がポテト人間なんで、ポテサラの代用でカロリーダウンをはかってみようかと思います。
作業工程は簡単だし拘束時間は長くないですが、熱々を絞る工程が力仕事で自前道具を作ってるツワモノもいるそうです。昔あった近所の豆腐屋を思い出しました。
原価的にはオーガニックな豆乳を購入するよりは若干安く作れるかもですが、作業工数を考慮すると合わないかもです。美味しいし、ヘルシーでゴミもでませんが、毎週1~2回これをするのはしんどいなぁというのが正直な感想です。
世の中には便利な機械があるようで、重労働パートの絞り器や自動豆乳メーカーなるものもあるようですが、メンテナンスが面倒そうなのと、ミニマリストとしては専用機械は増やしたくない(といいながら色々増えてますが)ので、今回は見送ることに。
次は本命の自家製納豆にチャレンジです。乞うご期待。