皆様はどんな寝具をお使いでしょうか?
ミニマリストさんの間では、寝袋派だったり、アイリスオーヤマが人気があったりと、ベッド利用は少数派のように思います。正直夫は私が寝具を寝袋にするのではないかと、内心戦々恐々としておりますが、そこまでではありません。
先日ベッドの断捨離について記事にしました。

ただし、人生の1/3は寝ております。ワタクシたち夫婦の人生における睡眠の重要性から爆睡するポイントも別途記事にしました。



で、うちはというと、ここ1年お布団の流浪の旅にでており、お金も労力も使いました。
結果的に「ごろ寝布団」を寝床に落ち着いたのですが、今回はその変遷をレポートします。
本人的にはミニマリストが選択する布団のジャンルにおいては画期的じゃないかと、結構ミニマムで気にっております。
振り返ってみて布団選びのポイントとしては以下上げられると思います。皆様の参考になれば幸いです。
【布団選びのポイント】
- 個体によって感じ方が異なる。
- ゆえに、他人の体験談はあまり参考にならない。
- できれば何日間かレンタルして体験することをお勧めする。ちょっと寝たぐらいではわからないのが現実。
- もしくは返品対応しているものを選ぶ。
- 夫婦の場合、男女体格差があるばあいは、ダブルではなくシングルかわけて考えた方が睡眠の質はあがる。
- メンテナンスしやすいものを選ぶ。
- 布団をしまう際や干す際、重くないものやコンパクトになるもの。
- カバー含めて家庭の洗濯機で洗濯できるもの。
過去の寝具
昨年あたり、そろそろ15年ぐらいお布団を使っているので買替かというので、いくつか敷布団的なものの買替を検討することに。
もともと使っていたのは、独身時代より利用しているダブルの布団。掛け布団は羽毛で軽くてあたたかで気に入っており、特にわるくないので、利用を継続。
問題は敷布団。そろそろへたってるよねぇと。羊毛ベースに洗い替えできるパッドが取り外せるお布団で、結構値段ははりましたが、今まで腰が痛いとかまったくありません。
たまに泊まりに来た友人にも好評で。これどこの?!と必ず腰痛持ちに聞かれたんですが、むかーし、大阪の布団屋さんの通販で10万ぐらいで買ったのしか覚えておらず。。。
今まで不都合がなかった分、布団選びをなめてました、、、こんなに痛い目にあうとは!
今の寝具にいたるまで1年で2回も買い換えてしましました。涙
というのも、夫は全く問題なかったのですが、私はどうも背中が痛くて。
布団があわないのってこれか!というぐらい、こういうのは初めて経験でした。やっぱりあるんですね。
雲のやすらぎ
まず購入したのは、こちら。
マットレスって結構比較サイトも豊富で、情報は多いのですが、何が自分に合うかってなかなかわからないものですね。
当初、評価のよかった「モットン」とこの「雲のやすらぎ」と最終的にまよって、「寝心地の良さ」というのにひかれてこの「雲のやすらぎ」を選ぶことに。
商品到着後、コンパクトに包装されてるんですが、開封すると結構大きいです。
売りであるふかふか感をだすのに結構な厚みがあって、当初は「わーい、ふかふか」と喜んでおりました。
がしかし、数日寝てみると、どうも柔らかすぎ、沈みすぎでどうも腰が痛い。ダブルサイズで一緒に寝ている夫はそうでもないようで。
190近い大男と160普通サイズ女性、そりゃ体の重さも圧も違いますよね。
今から振り返ってみると、はダブルではなくシングル2つが良いんだなとつくづく思いますが、当時はそこまで頭がまわっておらず、そして過ちを繰り返しますがそれは後のお話。
「雲のやすらぎ」もそこそこ良い値段がしたので、そんなすぐには諦められません。
一か月、3か月と体が慣れてないせいかも~と自分をなだめつつ、使ってましたが、やっぱり体がおかしくなる!キーっと買替を決心しました。はい、次。
マニフレックスの登場
そして、色々友人ベースで口コミ情報をあつめると、どうも周辺ではマニフレックスを使っている人達が多く。そこからリサーチ。
雲のやすらぎはどちらかというと低反発でやわらかいのが、特徴。私には沈みすぎて腰が痛いのかと仮説を置き、今度は高反発かためというので、マニフレックスが良いのではないか、と。
三つ折りにできて、通気性も良さそうだし、日本向けのこれええやないかと。
で今年の年始にマニフレックスを敷布団として迎えることになります。
が、またここで悲劇が。
やっぱり私には合わない。なんでだ!
夫は問題ないのです、夫は!
まぁ、板間の床が友達で結構朝まで寝落ちしてても全く体の不調をうったえないので、彼はどこでも寝れるんでしょう。
今回はこの沈まない硬めが大丈夫なんじゃないんかい!と思いましたが、首から肩甲骨・背中辺りが痛くて、朝我慢できずに起きるように。
今回もがんばりました、これはきっと体が慣れてないせいだ!そのうち慣れる!と。
でも残念ながら、半年ほどたっても慣れることはなく、背中が痛いまま。人生1/3が不快なのはたまりません。
一度、マットが変わって、体の沈む程度の変更で枕・首の高さがあってないのではないかという仮説をもとに枕を見にマニフレックスのショールームを訪れました。
枕を物色していると、店員のお姉さんがちかづいてきて、色々教えてくれます。渡りに船というので、現在の問題点を説明し、ソリューションを求めてみました。
向こうもプロなんで、まずは私が物色してた枕を色々試させてくれたのですが、さりげなく、「でもお客様、そもそも、ベッドパッドはお使いですか?もしかしたら、枕よりもパッドを引けば解決するかもしれません」と。
なんですと。その場でパッドありなし、それに枕も合わせて様々なパターンを試してみました。
ただし、ショールーム、試せるのはいいんです。が、やっぱりその場ではすべて「いいんじゃない」ってなるんです。10分や20分であればどれも快適なんです。私。
一晩寝てみないと、朝方やっぱりしんどいわみたいなのがわからないのですよねぇ。
結局その場では購入せずに、いったん問題を持ち帰ることに。
ただ、プロの助言は従ってみようというので、後程ネットでマニフレックスのパッドも買ってみました。
結果からいうと、パッドを使うことでマシにはなりました。が、そんな劇的に改善はしません。
やっぱり普通の敷布団がいいんかしら~と。
ごろ寝布団の導入
結局マニフレックスも半年の命だったんですが、ひょんなことから今のお布団に変わることに。
夫がごろ寝TVならぬごろ寝プロジェクターをみるのに、いわゆる「ごろ寝マット」を愛用してました。
これも結構月日がたってぼろぼろだったので、買い換えようか~と新しいモノを物色してた時にひらめいたのです!
サイズをみると色々ありますが、180*70の大き目もあります。もしかして、これ2枚引けばいいんじゃないかしらと。ために夫のごろ寝マットで寝てみても特に問題なさそうで。
「ファクトフルネス」ではありませんが、思い込みってすごいです。数字の事実をつきつけられると黄門様の印籠がごとくみなさん、ははーとなりますという良い例がこちら。
「ごろ寝マット2枚引いてるねん、布団に」というと、絶対的反応としてみなさん、「えー狭くない?」とおっしゃります。
が、事実としてダブルサイズのベッド及び布団は140cmが標準なんです。キングやクイーンはちがいますよ。それはシングル2つのサイズだったりしますが、そんなベッド・布団を普通の6畳にいれたら、部屋ベッドでいっぱいになってしまします。
ということは、この180*70は2枚敷けばほぼダブルサイズの横幅は確保できます。
問題は長さ。私は良いのですが、おっとは186cm強。はみでるやないかと。
ただし、夫によると別に足元はマットなくても大丈夫と。そうよねぇ、テントやシュラフで寝る時のマット類は身長Maxじゃなく、ミニマムに肩・腰・お尻がカバーできればいいので、男性でも120や150サイズを選ぶことも多いのです。
というので、さっそく注文。今まで失敗したマットレスに比べるても安い。これで問題なければコスパ最高!
で、結果としてどうだったのか。雲のやすらぎ、マニフレックスと比べるとこれが一番マシ。
というのは、このごろ寝マットだけでも寝れなくはないのですが、とっておいたマニフレックスのパッドを上にのせて寝ると一番寝心地が良いです。ああ、よかった、やっと敷布団流浪の旅を終えられる。
まず、ごろ寝マットをひきます。
Goldenargo.comその上に、エルゴパッド
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この3つのマットを変遷してみて、実は問題はマットではなく私の睡眠時間に問題があるのではないかという疑惑が浮上しています。
現在も8時間以上寝るとやはりなんらかしら背中に違和感で起きます。きゅっと6時間7時間睡眠ではそれはおこりません。
単に寝すぎやねんボケと言われそうですねぇ。でももう四十も半ばですが、ロングスリーパーで22時ごろ寝てもほっといたら翌昼まで寝てしまうのです。早く自力で目が覚めるようになってほしいと願います。
ということで、結果的にはごろ寝マット2つ並べて(洗濯可能なカバーつけて)+マニフレックスのエルゴパッドを上に敷き、シーツでくるんで寝ると。
布団の上げ下げも楽です。やはりダブルサイズはメンテナンス管理が面倒だというのが身に沁みます。大きい重たい、そしてダブルだと家庭の洗濯機で洗えませんもんね。
そして本来の利用目的である「ごろ寝」にももちろん大活躍。
ただ、私もそうですが、TVみながら寝落ちや昼寝頻度がさらにあがってしまうというオチがつきますが、寝れるうちが華でしょうと体力の限り睡眠+成長ホルモンをだしていきたいと思います。
***2020 年6月Update****
関連記事でシーツについても書きましたので、ご参照ください。


