薪割り体験@檜原村 前半

エコ・ゼイロウェイスト
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先日図書館でのこと、こんなチラシを発見。

薪割りですか、その上、森林散歩とか薪の活用なんかも見学できて、実費以外は参加費無料。

なんか面白そう、というので夫と共に行って参りましたので、前半として午前のプログラム、後半メインの薪割りは後半記事として2回に分けてレポートしたいと思います。

東京都檜原村

皆様、檜原村ってご存知ですか?

東京都の島を除くと唯一の村だそうです。(東京都島部にもいくつか村があるそうです)

林業が盛んな村だそうで、先日の台風19号でも結構被害があったので中止になるかもと思いましたが、山は荒れて道も一部崩れている所もありましたが、不通は1週間程度で一応道は全部つながっているとのことでした。

他の「村」でもそうかと思いますが、年々人口は減少傾向だそうで、檜原村も減っているそうですが、都心からの移住者もいらっしゃるようです。

ワタクシは以前、ハイキングで都民の森と三頭山に行ったことがあったので、一度来たことはあったんですが、久々の訪問です。

電車で武蔵五日市まで行ってそこからバスや車で行きます。結構遠かったイメージでしたが、参加申し込み後、丁寧にこの電車に乗ればいいよとご案内いただいたので、アドベンチャーラインに乗って行って参りました。

新宿8:19発のホリデー快速あきがわ5号にのれば、直通で武蔵五日市に9:21着です。

記憶より早く便利に着けるイメージでした。一点注意は拝島で車両切り離しをするので、武蔵五日市方面は先頭4両に乗る必要があります。

知ってて乗ってると思うのですが、毎回拝島で車両間移動ダッシュしてる方、チラホラいらっしゃいますね。

平日も一時間ぐらいで直通運転あるなら、これ新宿にお勤めだったら住めますね。環境もいいですし。今はやりの二拠点生活とか良さそうに思いました。

それもそのはず、昔からいる人にしてみたら、新宿はかつて「村」で武蔵五日市のほうが「市」が立つというのでぜんぜん物流や経済活動面では都会だったそうです。なるほど。

今回は送れずに無事駅に到着。なんか記憶よりも駅舎が綺麗になっているイメージです。

秋川渓谷もあるので、駅前ではボランティアの方が案内したりしてました。紅葉はちょうどこれから良いそうです。

駅改札でると、事務局の方とも無事会えまして、総勢20名弱でバスにのって檜原村に出発です。

江戸時代から続く林業家にお話をうかがう

バスで檜原村に入ってまず最初のスケジュールとしては、田中林業さんにてオリエンテーションとして森林や林業、薪の利用についてお話をうかがったり、質疑応答させていただきました。

田中林業さんは江戸時代から続く林業家で、コテージも営んでいらっしゃるので今回はそこの敷地でお話をうかがいました。お話していただいたのは14代目のご当主。林業に関連した本も書かれている作家さんでもあります。

お天気は絶好の晴天日和でしたが、ちょっと寒かったため、キャンプファイヤエリアで火を焚いて手ていただき、ぬくぬくとお話聞くことができました。

広葉樹や針葉樹の違い、根の張り方や成長の仕方なども色々ちがうんだな~と色々知らないことを勉強できました。杉とヒノキでも根っこの張り方が違って、杉は深根性で実は土砂災害等を引き起こしにくいそうで、人工林だからと色々誤解されていることも多いそうです。ヒノキは逆に 浅根性 で根が横に広がっていくタイプだそうです。

土や砂地形によってどの木が適している育つかというのも違うようで、やっぱりプロからうかがうお話は面白いです。

以前何かのTVでも見ましたが、3~4代先を見越して植樹していかないといけないことや、成長したからすぐ切っちゃってはいけない、利用期をみてちゃんと計画的に利用しないといけなということでした。

一番の驚きは、材木の価格。

いわゆる角材をつくれるような直径30~40cmの未加工の杉の木、現在の取引価格どれぐらいかわかりますか?

さすがに5万ぐらいするのかなと思いきや、なんと1本700円!1000円出してくれるならいくらでも持っていっていいてぐらいだそうです。樹齢200~300年の直径1mぐらいで長さもそこそこあるようなものでやっと200~300万円だそうです。(デカいダイニングテーブル切り出せそうな幅のある木)

材木の価格に対して人件費のほうが高騰してしまい、加工賃のほうが高いそうです。

日本の現在の人件費を考えるとほんとうに商売にならないそうですが、地球自然環境を考えると必要なお仕事と思ってやってらっしゃるそうです。イヤー、頭が下がります、本当に頑張ってください。

山は自然のままでは荒れてしまって人の手が入らないとダメなんですね。

森林散策もさせていただきましたが、先日の台風で根っこから倒れている木があったり、枝打ち方法や林道の整備などもお話うかがえました。

現在では都会で鬱になっちゃう人達対策として企業が森林で研修をしたり、CSRの取り組みで森林を使うというのもやっているそうですので、何か仕組みとして森林を守るってのを考えてやっていかないといけないんだなと思いました。

先ほどの人口減少や人件費の高騰ってのがあって難しいのですが、NPOであったり、若い人のベンチャーであったり、なんらか知恵をつかっての文字通り適材適所ってのが必要など田中さんのありがたいお話大変勉強になりました、ありがとうございます。

なお、お話自体も面白かったですが、営んでらっしゃるコテージも素敵で、ぜひ機会があれば訪れたいと思いました。素泊まりで一人3000円程だそうですし、ピザ焼き窯があったり、すぐ敷地の後ろは川がながれれてておりとても素敵なロケーションでした。

詳細はHPもあるようですので、ご参照ください。

フォレスティングコテージ | 田中林業株式会社
大自然のふところに抱かれ、南秋川のせせらぎが心地いい絶好の地に木の香りもかぐわしいフォレストコレージです。

こちらでお昼ご飯のお弁当と熱いお茶もいただき、さて次のスケジュール場所へ移動です。午後のプログラムについては後半記事に続きます。お楽しみに~