「こいつは春から縁起がいいわい」の台詞で有名な三人吉三を見に5月に歌舞伎座へいってましたので、レポートしたいと思います。
ちょうど先日NHKの古典芸能への招待でもダイジェストやってましたね。

せっかくなので、三人吉三のイメージで藤色の江戸小紋で行って参りました。
御坊吉三(中村隼人)の衣装と同じ色~♡
今日の暑さは予想してたので、がんばって、和裁の実験で袷から単衣に縫い直したし。
シャアザクの末広(扇子)をお供に~
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本当は明治座だった、、、
4月に勧進帳にいったので、5月は行くつもりなかったんです。
むしろ、明治座で魔界転生がかかるときいたので、GWにこっちのチケットを抑えてましたが、緊急事態宣言で明治座の舞台は残念ながら払戻し。




細川ガラシャの扱いあれでええんか?!というような荒唐無稽な内容やら、ジュリー版の天草四郎が好きなんですが、まぁLet’s seeと思ってたのになぁ。
近所だけど明治座の中ってはいったことなかったし、ちょっと楽しみだったのになぁ。
残念。
またの機会に。
土蜘蛛と三人吉三
ただ、歌舞伎座は5月12日からやるとのことで、夫も有休をとって一緒に行くことに。
さすがに緊急事態宣言でてるので、4月に勧進帳一人で行った時より客入りは流石に少な目。
うちのツレはプロレスLoverなんですが、こういうドラマチック演出ものは基本好きなようです。
登場シーンで拍子木とか、足を踏み鳴らすとか、上手な人は音鳴りも上手だそうで。
まぁミエを切る所とかわかりやすいですよね、子供じゃなくても真似するよな~
三人吉三も土蜘蛛も派手で解りやすい内容なので夫もご満悦です。
あの蜘蛛の糸がシャーっとなるやつ、秘伝だそうで。(そうなんだ!)
もともとお能がもとになっている土蜘蛛、衣装とか踊りもお能っぽいです。
京都にいた学生時代に一度かがり火でみるお能で土蜘蛛みにいったことあるんですけど、まぁ私には合わんとおもいました。
完全にトリップ(睡眠)。
まだ狂言は台詞がわかるんですが、お能は勉強してからじゃないと難しいですねぇ。
一方、白波系(盗賊もの)はいなせで軽快な感じがよいですね。
お坊吉三の中村隼人、イケメンですね、シュッとしてて舞台映えするわ〜
これをトリガーに大富豪同心2も見始めました。




性格の違う一人二役ですが、殺陣とか踊りなど立ち回り立ち姿が美しい!
着物も大富豪の「放蕩者」なんで、ものすごくオサレです。
歌舞伎もそうですが、いろんな着物や生地柄が見えてとても楽しいです。
お着物好きの方、時代劇の鑑賞をおススメします。
オリジナルは小説なんですねぇ、また探して読んでみよう。
舞台後の楽しみ
舞台が跳ねた後は腹ごしらえです。
今回は東銀座界隈なので、中村屋も良く来るというビーフシチューの銀の塔をチョイスしてみました。
聞いたことはあるけど、行ったことなかったし。
レトロな洋食という感じでボリュームもあって美味しかったです。
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ちょっとウスターソースの味が効きすぎかなって感じの昭和レトロ系だと思います。
ぜひお試しください。