皆様、チブサン古墳ってご存知ですか?

ワタクシ、恥ずかしながらこの度の日曜美術館を見るまで全く知らず。




とても衝撃を受けましたので、短いですが本日はこちらについて。
これ、古墳?
皆様、古墳のイメージってどんなでしょうか。
ワタクシ、子供の頃より「古代への情熱」はあるほうだと思うので、知っているほうだと思ってましたが、初めてみるこのアバンギャルドさにヤラレました。
Goldenargo.com
教科書なんかによく出てくる前方後円墳とかそこに眠る装飾壁画ってもうちょっと大和風というか渡来系の豪族風とかそんなイメージ。
それが、この見るものを圧倒する色遣いとそのシンプルで象徴的な図。
とても呪術的要素をビンビン感じます。
絶対シャーマンが書いたに違いない!と思わせるような、ものすごいパワーを感じます。
フランスのラスコー洞窟の壁画も有名ですが、これとも違います。
ここはボルドーからラスコーよって、ピレネー山脈超えてビルバオ、サンセバスチャンと行ってみたいコースでもあります。




※フランス観光局のサイトを参照ください。
ワタクシ、小学生の頃近所にあった遺跡で古代体験を一泊二日でやったことがあり、黒米、赤米を炊いたり、サヌカイト(石の刃物)を利用して料理したり、寝袋持ち込んで遺跡で一晩寝たりと、なかなか楽しい思い出です。
弥生人の前述遺跡とはまた違って、太古のたくましい民族の息吹を感じます。
チブサン古墳、皆様このタイトル画像何に見えますか?
私はお目目に見えましたが、これ縄文のヴィーナスじゃないですけど、乳房からチブンサンってきてるそうです。
そういわれると、そいとも見えますね。
日曜美術館ではかの岡本太郎先生もこちらに訪れて見学されている様子(1975年!)の画像もありました。
そりゃ、先生の好みだわ。
芸術を言葉にしてしまうのは野暮というものでしょうが、ホント言い表せない衝撃を感じるアートというか遺物です。
熊本など九州方面の遺跡史跡は結構ノーマークだったので、ぜひコロナ後機会を探して九州旅行を企画したいです。
また、この日曜美術館の「蔵出し選」ほかの作品もかなり良い作品の紹介になっておりますので、おススメです。