Dear Beer Lover!
朗報です。
ビール(淡色)100gに対して炭水化物が約3.1g含まれるそうですが、利用可能炭水化物はごくごく少量でほとんど気にするほどではないそうです。
参照リンク:文部科学省HP https://fooddb.mext.go.jp/
以前の記事でも書きましたが、ワタクシ、現在糖質制限をしている身。

という事は、無理にまずい糖質ゼロビール飲料とか「ハイボール好き」のふりをしなくても良いという事です。
ただし、血糖値を上げにくいというだけなので、飲みすぎには注意ですし、酸っぱいほうでひっかかるオジサンたちなどプリン体がわるさされてる症状のかたはまた別の話みたいなので。
また、表示上もわかりにくのが、糖質 = 炭水化物 - 食物繊維
なんですが、食物繊維情報がなくまるっと炭水化物量しか表示されていない食品も多いので、糖質制限している身としては、食品会社にはもっとちゃんと表記してほしいです。
今回アイキャッチの書籍、図書館でパラーっとめくったらビールの部分が目にとまり、借りてみました。
読書感想と共に、人間の思い込みって怖いなということを健康情報を例につづってみたいと思います。
教養としての健康情報
ワタクシ、著者の市川さんってぜんぜん知らなかったんですが、知人に聞くと有名なNHKのディレクターなんですね。
そういえば、NHKに限らず、健康番組多いですものね。
一昔前は演出が過ぎて、ターミネイトした番組もありましたしね。
ワタクシ若い頃周辺のおじ様おば様方が飲み会になると何かと病気自慢・健康話に流れがちだなと思ってたのですが、そんなワタクシも30代半ばには同じ状態に。めぐるめぐるよ、時代はめぐる。
やっぱり若さに陰りがでてくると、みなそう思うのでしょうか、健康で元気が一番と。
また、このような健康情報や子育て育児もそうみたいですが、一昔親世代の時代とは真逆なことが実は正しい情報だったり。
その上の、このSNS大氾濫時代。皆さん(私も含めて)都合の良い、”大本営発表”が本当に多いんでしょう。
どうしてもわかりやすいメッセージで短く言うと、字足らず。
説明不足なんでしょうが、そもそもの前提や母数、様々な付帯情報がない中でのキャッチーな文言だけが先走ってしますのでしょうね。
そういう意味で、今回読みましたこの書籍は、現代の情報海千山千の針山から一本真実をたぐりよせるにあたっての、道しるべになるべき気を付けポイントと、具体的な実例として何が虚構新聞のような情報なのかというのがでております。
詳細は皆様の楽しみを奪ってしましますので、カッツアイします。
こちらの書籍ではないですが、以前読んだ三石巌先生の書籍やその他書籍でも良く引用されるのが、コレステロール悪者節。卵は一日1個じゃないとダメという昔の説。今は逆に完全栄養食なんでいくつ食べても良いそうで。
こちら、有名な話なので皆様もご存知だと思いますが、どうもひも解くと、このコレステロール悪者説がでてきたのは、とあるロシアの学者の研究からで、それもうさぎの動物実験結果がもとになっているようです。
ウサギという草食動物に鶏の卵食べさせたら、そりゃ数値オカシイでしょう。その上動物実験で人間じゃないし。
詳しくは、「教養としての・・・」の書籍にも出てまいりますが、エビデンスの有無レベル。よくあるマウスや動物実験はそもそもエビデンスとして圏外のようですね。
またその実験結果は何と比較しの結果であるのか明記されているかどうか、学会発表と論文発表どっちが信憑性があるのかなど、ワタクシ達の判断基準を示してくれていますので、感じ方は色々かとは思いますが、興味があれば読んでみてください。