ドラマ女系家族 視聴感想。

本/映像/芸術
Goldenargo.com

ちょうど京都旅行してるときに2夜連続放送というのは知ってたので、夫に録画予約してもらってましたが、実はホテルでもちょっと見てました。

さすがにサウナ入ったりと忙しかったので、ちらっと見ただけだったので、東京に戻ってじっくり視聴です。

以前、映画の女系家族の記事を着物がたくさんでてくるというので、少しだけ書いたんですがその辺も比較しつつ。

二夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子『女系家族』|テレビ朝日
この冬、2夜連続放送決定!テレビ朝日 2夜連続ドラマスペシャル 山崎豊子『女系家族』番組サイト。宮沢りえ×寺島しのぶ 日本を代表する実力派女優2人が初共演にしてW主演!嫉妬、欲望、愛憎…数々の人間の業を描いてきた山崎豊子の《遺産相続》ドラマの傑作が令和の世によみがえる!

着物着倒します!

設定が船場のいとさんということで、これでもか~という感じで着物がでてきます。

これが一番の眼福ですね。

細雪や黒革の手帳の過去の映画・ドラマもそうですが、最近は着物見るのが一番の楽しみです。

やっぱ船場のいとさんは普段から袋帯なんか?とか。

夏着物や素敵な訪問着がでてきますので、ぜひご覧ください。

今回一番びっくりしたのは、お葬式で着てた白無垢。

昔の金田一耕助の映画等でたまにみますが、田舎のお葬式は白装束で今みたいな喪服じゃないのもあるよね~とは知ってたんですが、振袖の白無垢姿は初めてみました。

これって自分の父とか親族死んだら白無垢なんですかね?

式が終わったら普通の黒い喪服に着替えるシーンがあったんですが、叔母さんがえらいこの3姉妹の白無垢姿を誇りに思うわ~的にほめるんで、ふーん、昔はそうなん?と。

べっとこれは調べてみたいと思います。

今回の配役

お父さんのお妾さんを宮沢りえ。

そして惣領娘を寺島しのぶ。

そう来ましたか!

悪くないよ~

ワタクシ寺島しのぶの映画は結果的によく見てるのですが、この人、こういう可哀そうな人の役が多いなぁと。

こんだけ憎まれ役できるんですから、役者さんとしてはスゴイ演技力あるんやわと思うんですが、容姿の面でどうしても可哀そう感でちゃいますよね。

個人的には嫌いな女優さんではないのですが、弟よりもっとお母さんに似たらよかったのに~と思ってしまいます。

ただ、今回のような大店のいとさんするには持ってつけのプロファイル持っていると思います。

着物着たり、日舞のお稽古などやっぱり梨園出身ってのは強いですね。

デビュー作が「シベ超2」ってのは今回初めてしりました、、、すごいね、シベ超なんだ。

それに対して、宮沢りえ。

この人は綺麗で色気もあるんですが、どう逆立ちしても「いいとこの奥さん」はできひんやろうなぁと。

やっぱりお妾さんよねぇ。

何やろねぇこの生まれと重ねてきたものでこうも違うものかと思います。

あと、特筆すべきはワキの配役もなかなかGoodです。

映画ではおちょやんがやった叔母さん役を渡辺えりが、そして大番頭さんをいやらしぃ~感じの奥田英二とその愛人?/付き添いさんを徐貴美子。

えげつなーい感じが良く出てます。

一番笑ったシーンはこれ。

なんですか、これ。

犬神家の一族のえげつない3姉妹がリンチしに行く時と一緒やん!

やっぱり、女系家族のこのシーンは完全に妾に対するリンチということで、こういう演出になったんですかね~

時代設定の違和感

この2夜連続ドラマはとっても面白くみたので、ぜひこの先も色々新しい配役演出で楽しませてほしいと思います。

が、一点微妙な点が。

それは時代設定です。

小説と一緒で金田一耕助みたいにふるい時代で古い映像っぽく撮ってもらったらよかったんですけど、設定が2014年ぐらいでほぼ現代なんです。

そうすると、ものすごくオカシイところがぽつぽつでちゃうんですわ。

というのもワタクシ過去の映画版で一番好きなシーンが田宮二郎演じる踊りの先生が「ワテ、山好きですねん」というシーン。

現代は日本の材木ってぜんぜん財産にならんのですよねぇ。

以前東京都の檜原村で薪割体験をさせてもらった時、林業の方がぼやいてらしたので。。。

薪割り体験@檜原村 前半
先日図書館でのこと、こんなチラシを発見。檜原村 薪づくりイベント事務局 チラシ参照Goldenargo.com 檜原村 薪づくりイベント事務局 チラシ参照Goldenargo.com 薪割りですか、その上、森林散歩とか薪の活用なんかも見学できて、実費以外は参加費無料。なんか面白そう、というので夫と共に行って参りましたので、前半として午前のプログラム、後半メインの薪割りは後...続く

3姉妹が山林が一番の御金になると思って、みんな山欲しいって言うシーンがなんだか違和感がありました。

それよりももっと違和感あるのは、「船場言葉」。

設定が2014年であれば、そんな言葉誰も使わへんで~と。

料理家の土井先生はちょっとそんな感じ残ってますけど、普通の人が「~だす」「~おます」は言わへんなぁ。

「あんじょう」とかもやっぱり今は言わへんのちゃうかしらと。

なのに、ロケ地が本来大阪のはずが、見た覚えのある東京やその近辺。。。

これはあきまへんわ。

この小説の醍醐味はやっぱり「船場」ゆらいの「家」の話と財産争いの骨肉の争いで、お金持ちの財産ってどんなもんというので、一般庶民の好奇心をみたしてくれたりするので。

船場のいとさんはさすが、日舞もお茶もやってて、嫁入り衣装もすごくて、なんや雪舟のお軸まであるんかい!って感じで道具蔵とか衣装蔵とか見せてもらう感じで、このへんが面白かったりもしますし。

時代をほぼ現代にもってくるんだったら、この辺をうま~く作ってほしかったですねぇ。

小説自体は名作ではありますので、ぜひ将来、また別のキャスト・演出で見れることを楽しみにしたいです。