以前、失業保険給付認定の一環でFPを勉強した旨、記事にしました。

土地相続など、親の不動産管理など含めてかなり参考になる知識が色々ありましたし、保険、金融、税金など役立つ知識は満載です。
ただ、具体的にすぐ使える場はなかなかなかったんですが、1つ、ソッコー取り入れた表がありますので、今回はこちらについて綴りたいと思います。
その前に、我が家の家計管理
について具体的にお話しする前に、そもそも皆さん家計管理どうされていますか?
家計簿が一般てきですよね。
我が家の家計簿はOneDriveで夫と共有しているExcel。


独身時代も紙の家計簿とかつかったことないです。子供の頃もお小遣帳ってつけるほどお小遣いなかったですしね。
あまり生々しいので現物はみせれませんが、最初1つ目のシートがサマリシート、月単位にシートを分け、13枚のシートで管理しております。
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月ごとのシートのなかには、日付、カテゴリ、出納方法(現金・クレジット)、明細、金額をヘッダーに、明細をリストにしています。
関数等を埋め込み、カテゴリごとのSUMを1枚目のサマリシートの月別各カテゴリで集計できるようにしてあります。
結婚以来ほぼ同じフォーマットで利用してますね。
夫は割とExcelが得意らしいので、家計簿管理も当初夫がメインでやっており、それぞれ共通費を出費したらそれぞれが更新する感じです。ワタシもリーマン時代は書いたプログラムのテストデータ作ったり、マーケティング事などイベント企画で顧客データイジッタリと多用多種な目的でAccessでDB管理やらExcelの関数バリバリつかってたんですが、この手の技術すぐ忘れるんです。昨今は検索すればすぐ答えがわかって便利だからもっとすぐ忘れちゃうんですよね。
今はOneDriveに共有でいれておけば、出先でスマホからも更新できます。
故に家に帰ってくると、レシートをもとにスマホ更新でソッコーレシートも捨てます。
まぁ、財布に(もってないけど)レシートが溜まりようがありません。
ちなみに、前提で書き忘れましたが、我が家は別財布で管理してますので、個々人の収支とは別に共通口座を1つ解説して、そこ紐づきの家族カードを作っております。
なので、共通費で買うものはほぼこの家族カードで決済します。家賃やら水道光熱費もここから落ちます。
年初に”GKOM”予算会議開催
我が家にはさらに「GKOM」という夫婦ミーティングが毎年開催されます。
イニシャルG+Kick Off Meetingの略になっており、我が家の決算及び新年度予算員会でもあります。
結婚で一緒に住み始めたのが3月末だったのものあったので、当初会計期間は4-3月でやっていましたが、勤め先は外資系。基本給与賞与なども1-12月が会計期間。日本の税制確定申告を考えても1-12月の方がよいかなと本年度より1月はじまりでやっております。(今年からはGKOM年末になります。)
故に、年度末、1年間の実績データを家計簿Excelでみながら、各費目(カテゴリ)の増減、および旅行や家電買替などの特別支出などをチェックし、反省評価をしたうで、翌年度の予算を組みます。
とはいえ、ここは予算管理システムみたいな計算は関数にしてませんので、けっこうおおざっぱ。
凡そのかたまりで合計したうえ、2人の負担半分半分で割って、各人共通口座に該当金額振込ます。
というのが、これまでのGKOMで今までは前述のように、カテゴリ毎の予算建て総和でしか予算管理をしておりませんでしたが、FPを勉強することで、今後はこのように変わります。
FP勉強で取り入れた「ライフイベント表」「CF」「BS」
ワタクシ、もともと会計分野は専門ではありませんが、仕事上どうしても製造原価やモノの売買にともなった結果情報としての金の流れは必須知識なので、複雑な部分は会計士の先生の同僚に確認しつつですが、まぁそれなりに会計分野もコンサルティング及びソリューションの提案はしてたので、CFキャッシュフロー表やBSバランスシートを知らなかったわけではないです。
ただ、自分の家計に取り入れるところまではやってませんでした。
ですが、FPの勉強、テキスト開いたらまず最初の章にでてきますが、このライフイベント表とCF, BSを自分の家計管理にとりいれるのは良いアイデアだなというので、今年から活用しております。
こちらも、ちょっと生々しいので、データは抜きましてフォーマットだけちょっと披露。
通常はこの3表個別のシートですが、面倒なんで、1つExcel表にしてます。
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このライフプランCFBS表のポイントは、
- 自分たち家族の30年後までを想定した際、父母義理の両親、義理を欠いてはいけない親戚などの年齢も参考に
- お祝い事、キャッシュアウトイベントの整理
- 毎年のインカム、アウトカムのおおよその予定といくら貯金ができそうか
- 金融資産のストックを踏まえて
- 30年後の積算がどうなりそうか
を一目でわかりやすくする、可視化レポートだということ。
一般家庭に比べると、モノに金はかけないミニマリストですので、固定資産は持ちません。基本流動資産ベースですが、普通の家持ちのご家庭ですと、固定資産税や修繕積立等を数年単位のスパンで予算計画積み増しが必要かと思います。
子供さんいる場合は、学費扶養にかかわる費用もそうですね。
独身時代も3か年5か年目標を個人的に立てる際にライフイベント考慮は手書きノートでは書いてたんですが、予算と絡めたCF,BSとは一緒に考慮までしてなかったので、これは良いモニタリング及び、予算化ツールになると思います。
正確にする必要はありません。おおよそで良いと思います。とりあえずは。
ある程度のスパンで見直し修正かければ問題ないです。
いきなり30年計画しんどければ、まずは単年度、それから3カ年とやっていけばいいと思います。
重要なことは、立ち止まって現状を確認して未来を描き必要に応じて改良するという作業です。
FPの教え的には正確には物価上昇率を積算で組み入れないといけませんが、その辺は面倒なんでやってません。
昨今話題の老後2000万円足らない問題とか、見えないから不安なだけで、ある程度試算準備できればまったく不安じゃないと思うんですよね。
あと、ワタクシは若い頃はまったく資産運用で着てなくて全額普通預金に入れてた派ですが、やっと社会人20年目で改心してやり始めたら、サラリーマンするのがあほらしくなった口ですので。笑
イヤー、手付かずの20年の福利パワーを全く使わなかったのは1つの後悔です。
当時は仕事が忙しすぎて、そういうのに全く気がまわらなかったんですけど。まぁ原資をつくってたということで。
若人は時間が一番の財産なので、早くからの金融リテラシーを身につけられることを本当に強くお勧めします。
さすがに情報露出狂ではありませんので、フォーマットだけですが、今後の皆様の家計管理や資金計画にお役にたてればと思います。