正絹長襦袢のメンテ

着物
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季節の変わり目というのもあって、最近着物のお手入れをやっております。

本日は絹の長襦袢。

こちらも実は自分で手洗いしてアイロンしておいたものですが、若干調整が必要というので、今回のメンテナンスについてメモしておきたいと思います。

春先に洗濯

春先の寒い時までは着てた、正絹の長襦袢。

実はこちら、リサイクルで手に入れたものなので、若干丈が長かったんです。

着る前に洋服の裾をまつる感覚で、丈は調整してありました。

まぁ当時はまだ和裁教室にも行ってませんし、完全に洋裁の方法でまつってたので、くけ縫いでもありません。

まぁ実用として着れればよいわ~と思ってたので、全然充分です。

が、さすがにリサイクルですし、一度水通しでさっぱりと選択したいと。

この辺は実験君として率先してチャレンジです。

リサイクルで3000円ぐらいだったし、失敗してもいいかと。

こちらも先日の夏物着物とおなじ感じで、洗面所の洗面ボウルでエマールでの手洗い。

夏絹着物、自分で洗濯後のメンテナンス
先日、自己責任で絹の夏着物を自分で洗った旨記事にいたしました。完全に乾いてからのチェックをすると、以下2点対応が必要かなぁと。1.袖丈が3cm縮小。→布の余りはあるので、自分で縫い直して袖丈を出す。2.着丈も同様に6cm縮小。着るにはどちらかというと縮んでちょうど良いのですが、問題は居敷当て。生地の収縮率が異なるので、裏地が着物生地より1cmほど長くてみえるのと、...続く

まずは縮むのをそうていして、まつってある部分は解いて、元の形にもどしてから洗濯しました。

軽く水けをきってからの、風呂場干し、そして半乾きでのアイロンがけ。

縮むのねらってたんですが、アイロン当てた後計測したら残念ながらこれ、ほとんど縮まず。

縮んだら、裾上げせんでもよかったのに~とちょっとめんどくさくなり、その時はそのまま畳んでタンスへ。

で、最近になって夏着物の洗濯・メンテでまだモチベーションが続いてたので、この際丈直しをやっちゃうことに。

裾切りとまつり、そしてなんちゃって敷居当て。

まずは、購入した時の状態から、裾をほどいて、カットです。

そして裾をひたすらくけ縫いしていきます。

今回はAfter和裁教室なので、ケンチョウキなどもつかってくけ縫いです。

ちょっとそれっぽいでしょう。

そして、水色で囲ったこの形、何かに活用できそうじゃないですか?!

ちょうど、正絹の襦袢には地紋だけはいった白の正絹の半襟がほしいなぁとおもってたので、長さ的にちょうど良さそうに見えます。

ただ、どうしても継ぎ目があるので、アイロンかけてみましたが、やっぱりちゃんとした半襟買おうと。

ですが、なんかこの端切れを活用したい!

実は洗濯後に点検をすると、こちらの長襦袢背縫いの所がさけるまではいってないのですが、若干あぶないなぁと。

袖無双の単衣で敷居当てはありません。

やはり茶道で結構「ケツアツ」がかかるので、このあまり布をセブセというよりはチョイ狭めの敷居当てにすることにしました。

やっぱり和裁教室であつかってた御召の生地にくらべると、正絹の襦袢生地、つるつるして気持ち良いのですが、結構動くので、切りにくい・縫いにくい。。。

まぁでも売りもんではないんでと、縫って行きます。

裾の部分は千鳥がけにして、両脇はクケ縫いで。

まぁ、ないよりはマシだろうぐらいの敷居当てですが、春先からちょっと気になってた部分なので、本人的には満足です。

着物たたみだったら、セブセみたいなトッピングが良いかと思いましたが、長襦袢の畳み方なら、背縫い部分は折線がはいらないし、ま、いっか。

後は、袖無双。

実はここも手を入れたい所なのです。

白の長襦袢って色的にも表裏ってよく見ないとわからないので、袖も単衣でいいんじゃないかなぁと。

その分長襦袢も軽くなるし(ここ結構ポイント)、はぎとった袖、替え袖にできそうだし~と。

通年単衣を通したい人でもあるので。

ただ、11月に初めてのお茶会を控えてて、礼装というかお茶とかだと袷にあわせた無双仕立てのほうがよいのかもとも思います。

何分初めてのことなので、今回保守的に袖無双のままリフォームはしないことにしました。

もう少し、私の通ってる社中の雰囲気みてからにしても遅くわないなというので。

あとは、あれだな、袷を分解して単衣にしてある江戸小紋をそろそろ袷に戻さないとですね。

これは、今脳内妄想シミュレーション中でして。

というのも、昔の人は季節が変わるごとに1つの着物と袷から単衣、単衣から袷、綿入れになどと洗い張りもふくめながら、縫い直してたと聞きます。

非常に合理的で、ミニマリスト的には少ない衣服で全シーズン活用、しかも清潔!ってのがものすごく気に行ったんです。

が、和裁の本をみてると、単衣に裏地を縫い付けたら袷になるわけではないようなんですね。。。

縫い方が結構ちがうようなんですよ、襟の所とか袖とか裏地だけ外すってできず、全部はずれちゃうので。

なので、これおを全部外れないようにアレンジして単衣にスナップボタンとか大ウソつきのチャックでジャーっと襟を付けるような感覚で裏地トッピングできないかなぁと。

もうちょっと深堀りすると、胴抜きというか、フキのある裾まわりぐるっとと、翻る可能性のある前の衽・身頃の部分だけ裏地つけるとか。

袖もあるな、、、袖いるかな裏。長襦袢の袖あればあんまりみえんのんちゃうなど、あり得るパターンがいろいろあるので、ここはもう少し机上でシミュレーションしてからだなという感じです。

この辺り、もし手を出すようであればまたレポートしたいと思います。

まぁ他にも袷の着物があるので、めんどくさくなって、そのまま~ってのも充分ありえるとおもいますが、その時はその時で。