師走ですね~
色々忙しくなってしまい、フェーズ2から間が開いてしまいましたが、以前ワタクシ、ミニマリストの引越しについてあれこれ書きました。




本日はフェーズ3としての梱包フェーズについて書いてみたいと思います。
引越し作業最中は、集中しており全般的に写真を撮り損ねたので、今回はほぼ写真がなくて申し訳ないですが、皆さん、想像してください!
いつから始めるべきか、それが問題、荷物の梱包。
ミニマリストとしては当然かもしれませんが、あまり(ほとんど)不要なモノ、使っていないものはないもしくは少ないです。
すべてのモノがいわゆる「スタメン」で日々活用されてたりします。
そうすると、なかなか事前に使わないものから「パッキング」というのができないわけです。
ただし、前日バタバタするのも嫌なので、その中でも日々の使用をあきらめたりと折り合いを付けつつ、梱包計画を立て、さらにじゃ逆日程計画として必要日数から逆算しての、梱包作業開始日を設定する必要があります。
すでに記事にした「冷蔵庫・パントリー在庫の計画消費」と似通った部分があります。違いとしては消費できないなくならないモノというのと温度管理が不要とうところでしょうか。



また、以下を考慮する必要があります。
- 洗濯をいつまでするか。最終洗濯日の設定と汚れもの、着替えの替えの確保。
- 料理をいつまでするのか。調理道具の最終利用日、と最後まで使う調理道具はどれか。
- 引越し当日に着る服。
- 引越し搬出後の旧居の掃除で使うもの。(最終的に捨ててよい掃除道具、ウェスなど)
- 引越し当日に手持ちで持っていくもの、入れるカバン。(主に貴重品)
- ギリギリまで利用する身の回り品。
- 洗面道具、化粧品、歯ブラシ、ドライヤー。
- 風呂道具。
ギリギリまで利用するものって割とあります。
ただ、旅行に行ったつもりで旅行用品を使うなどして、最後手持ちのカバンに入れるとすると、その他は前夜には梱包できると。
うちは結構料理をしますが、引越し前は全部買ってきたもの食べるとすれば、調理道具も最初から梱包できますが、温かいモノ食べたい派なので、今回は引越しの朝まで朝ごはん作る道具は残しての梱包となりました。とは言え、電気ケトルと皿2枚、箸、ちびパン1つとフライ返しぐらいですけど。
うちの場合は3日あれば余裕かなと思いつつも、一応5日前から梱包作業のスタートを切りました。
最初に梱包するもの。
上記の通り、ミニマリストの場合ですと、事前に梱包できるものはそんなに多くはないものの、それなりに割り切ればでてきます。
- 災害備蓄品。(引越しを機会に食べきらず、新居にもっていくもの。水やら乾物、キャンプ用ガスバーナー等燃料)
- 薬箱。
- ハンガーボックスに入れない洋服。(引越当日にハンガーボックスくるので、クローゼットの洋服以外のタンス等に入っているもの全般)
- 当日まで使わない、文房具雑貨類。
- 当日までの調理計画に合わせて、明らかに使わない鍋や食品容器など。
- 趣味の品。(我が家の場合はキャンプ登山道具など)
なんだかんだこの先引越しまで使わないモノを梱包していきます。
なにげに大変な「テトリス」詰め合わせと改め思う標準化好き。
我が家の場合は、モノは多くないですが、効率的に梱包しようと思うと結構頭を使うのが、テトリス的な梱包組み合わせ。
四角いモノ、丸いモノ、割れ物とそうじゃないもの。
荷物の積載効率を考慮した詰め合わせ、なかなか大変です。
できるだけ形状や性質を考慮してと。
今回引越し屋さんから大小2種類の段ボール各10個づつもらいましたが、重いモノは小さいほう嵩張るものをは大きいほうに、割れ物は割れ物であつめてとかんがえるのが結構難儀です。
普段より、モノを管理するにあたってはいくつかこだわりがあって、できればモノは綺麗にぴたっと収めたい。(ちょっと病気)
なので、四角い面積に丸いモノとかいびつなモノってあんまり置きたくないのです。
故に購入するものも、「ぴたっと収まる」が選択基準になっています。
ですから、できるだけ円形、筒型の容器は避けてます。中に入れるもの性質上どうしても角があると綺麗にとりだせないようなモノ、詰まるものは筒型にいれてますが、基本形の揃った立方体が好きです。
サイズもバリエーションはあんまりいりません。たくさんバリエーションがあると重ねられないし綺麗に置けない。蓋の合う合わないとか、ほんとイラっときますから。笑
ジップロックや野田琺瑯みたいに深さが違うけど、蓋は共有できるサイズみたいな容器が好ましいです。
普段からのモノ選びもこのような視点をいれると、普段は棚にぴたっと綺麗におさまり、引越しの際も綺麗に段ボールに入れやすいというメリットがでてきます。
また、うちは文房具やDIY道具、薬など意外とある「生活雑貨」は同じ大きさの箱に入れてますので、引越しの際もこの箱を段ボールに入れるだけで済みます。
この「揃える」ってのは全部やるとそこそこお金もかかりますが、ぴたーっと揃っていると気持ちいいいですものね。
無印良品の製品が支持される理由はこちらでしょう。
ワタクシ、個人的にそこまで無印良品崇拝はしてませんせん、どちらかというと崇拝者は微妙と思っているほうですが、「尺をあわせたデザイン」になっている部分は好きです。
ドイツなどもまさにそうで、各モノには「標準(サイズ)」があるので、どこのメーカーのモノを持ってきても代替がききぴたっと収まります。
家電サイズ、ドアや窓や鍵の回す方向、アウトバーン(高速道路)の出口の方向などなど。なんでも100年以上修理しながら使おうと思うと、規格サイズがまちまちで毎回変わると代替が効きません。
縁の長かったドイツはソフトウェアのデザインもそうでしたが、この「標準化」「必要な機能や用途を想定した抽象化」がものすごくすぐれた民族だなとほんと感動したものです。
無印良品のサイズデザインに関しては、こちらと似通ったものがあって、必ず建具や小物のサイズはそれの倍、3倍のサイズなので、いくつかイレコにしてもぴたっと収まる、線が揃うと。
ものすごくデザイン性のあるものも好きですが、それは全体に対する分量としては微々たるもの。家全体が全部突飛なアート作品だとごちゃごちゃしすぎて疲れてしまいます。
1~10%はキラリと光るアートデザインであっても、それ以外は汎用規格できれいにそろって「うるさい」デザインにしない。これ、1%のアートをより際立たせるポイントです。
ミニマリストはモノはたくさん持ってませんが、こだわりの人が多いと思います。
モノ選びのポイント、上記要素も取り入れてみればいかがでしょうか。
引越しもエコで。
もう一つ梱包フェーズで意識しているのが、できるだけ梱包資材のゴミを出さないチャレンジです。
ハンガーボックスや布団袋など繰り返し利用するものもありますが、段ボールや梱包資材緩衝材などのは一度切りでゴミにしてしまうものも多いです。
我が家はできるだけ、緩衝材を使わないチャレンジを実施しました。
方法としては、「タオル」などの布ものを緩衝材として使うです。
家の中にはなんだかんだ布もの、タオル、ハンカチ、てぬぐい、ブランケット、テーブルクロス、キッチンクロスなど量の多い少ないはありますが、なんらかしらあるものです。
その前にできるだけ「割れ物」を無くすステップも我が家は実施しており、引越し前に結構食器の入れ替えを実施したので、そもそも割れ物自体の絶対量を減らしてるというのもありました。
40代も過ぎるとどんどん老化するので、割れる、重たいモノは排除の方向でというので以前こちらの記事にもしています。参照ください。






ということで、今回引越し屋さんが持ってきてくれた緩衝材は全く使わずまるまるお返しすることができました!
これはこれでコンプリート感のあるチャレンジで良いです。
ぜひエコ・ゼロウェイスト的にも取り入れられてはいかがでしょうか。
ということで、結果的に我が家は引越し荷物、段ボールが合計12~13個で収まりました。
AV家電もプロジェクターやブルレイレコーダーなども最近は小さいので箱に入れて段ボールに入って上記13中にカウントされてます。
故に、段ボール以外の荷物は、下記ぐらいです。
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 掃除機(これ掃除機かけて最後に搬出。)
- 李朝ダンス(AV置き棚)
- 李朝のソバン(小机)
- クローゼットに入れる引き出し棚
- フロアーランプ2つ
- ホームベーカリー
- 観葉植物
- ハンガーボックス2
- 布団袋1
段ボールの荷物はというと、
- 大1:洋服
- 大2:キャンプ道具
- 大3:キッチン用品
- 大4:洗濯バス用品
- 大5:カーテン
- 大6:AV機器
- 大7:お道具箱・薬雑貨など
- 大8:夫の雑貨類
- 小1:水、備蓄品
- 小2:食料(乾物系)
- 小3:食器
- 小4:キッチン用品
- その他もう忘れました。。。
旧居と新居距離も1kmぐらいの距離なので、通常だと引越し屋さんは呼ばず、自分たちで引越しできるレベルかもしれません。
でもどうせ軽トラ借りてきて、冷蔵庫・洗濯機など傷つけないように養生して工賃とレンタカー大費用試算したら、まぁいいかと。
中年なので、重たいモノもって足腰弱すよりは、プロでちゃちゃっとやってもらった方が良いし。
というので、今回プロ2名が引越しにきてもらい、搬出も搬入もほぼ各1時間未満で終了できました。トータル2時間かかってないってことで。
この後、結構大変な「荷ほどき」作業がありますがまたこれは次回。