先日、日本の窓断熱やドイツとの違いを記事にしました。

で、今回はメインの手作り窓断熱材をどう作ったか後半記事となります。
プラダン色々
コーナンの資材売り場をみてますと、すぐに「プラダン」も見つけられると思います。
が、結構これ大きいです。
サイズが90×180ぐらいあるので、軽いのですがちょっと嵩張る感じ。
軽トラ借りて車で運ぶなら良いですが、非力なおばちゃん一人徒歩で持って帰るにはいろいろぶつけて折曲がりそうです。
で奥の方見ると、もう少しサイズ違いがあります。
幅はみな90cm程ですが、長さが30/60/90と短め。窓ってわりと大きいので、幅は何枚か重ねれば90でOKですが、サッシ枠も入れると高さが90では足りないのです。(今回はベランダの2m高窓ではなく腰高窓がターゲット)
帯に短し襷に長し。
もう少しうろうろしてると、あるではないですか。
最初に見つけた90*180と同じサイズですが、4つ折りで持ち運びやすそうなのが商品としてありました。
ただし、値段は割高。90*1801枚ものは178円、4つ折りタイプは298円。
この折り目に100円の差があります。
窓断熱養生としては折り目がないほうがジャストサイズで綺麗に作れそうですが、持って帰れないことには始まらない。
そして、仮に使わない時にしまっておくのを考えると4つ折りは蛇腹折になっているので収納はコンパクトにできます。
というので、100円以上高いですが、工作原材料の値段の範囲なので、こちらを2つ購入し帰宅。
問題なく持ち帰れました。
設計図面のプロト。
で、どう作るか。
腰高サイズの窓2枚1窓枠です。
このプラダンの折り目2つ分では窓1枚よりも幅が狭く、最低3枚分ないと窓1枚を覆えません。(高さはもともと足りないので、これも考える必要があります。
また2枚をベターっと折り目5枚分使うことも考えましたが、プラダン断熱養生を開けられずに窓をつぶしてしまう事になります。
東向きの窓を想定しており、あまり開けないまどですが、光は通したい。でもせっかく東と西に窓があるので、たまに空けて風も通したいとなると開閉できる構造が必要です。
色々机上で検討した結果、3枚重ねで右の窓は開けずに固定、左の窓は鍵の部分まで開けて窓をあけれるような構造に作りをまずは机上で考えてみました。
さあ、いざ実践。間違っても材料費もたいしたことないので、また作り直せばよいですし。
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いざ実践。
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2枚ですと、隙間ができるので、3枚で重なりも多めにとって隙間ができないようにしてあります。
あと、プラダンとは言え、外側で窓枠を傷つけないよう、白の電気絶縁などのビニールテープでパイピング。
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プラダン3枚中、一番左の板が窓本体の鍵より手前左にあるため、プラダンを開けるとこの鍵の部分にひっかかります。。。
どっちみち、高さの足り枚部分を上からかぶせる構造をつくらないとなと思っているので、この上部オーバーラップ部分をコの字構造にして窓枠の上部にレールというか「樋」のように鍵部分より手前まで作ることで、このイシューは解決です。
コの字型樋?を上部につける。
本体窓の鍵位置よりも手前まで長さがを伸ばす。
Goldenargo.comコの字型樋?を上部につける。
本体窓の鍵位置よりも手前まで長さがを伸ばす。
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テープではどうしても落ちてしまうので、カーテンレールとプラダンを紐でくくって固定します。
一番細い+ドライバーでプラダンに千枚通しの要領で穴をあけ(手前と上部天井側と重なっている部分も)、家ににあったなんかのアウトドアバッグか靴紐の余りをカットして通します。
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これでいったん出来上がり。紐は目立たない様にできれば白いのに変えたいのでいったん仮止めで、夫が帰宅後意見を聞くことにします。
というのでだいたい完成かな。
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あとは使っていきながら、調整でしょうか。普段はカーテンで隠れるし良いでしょう。
窓際のチェアに座って夜はプロジェクターを見てるので、やっぱりあるのとないのでは体感が違うように思います。
サーモセンサーはもってないので、計測して実績データとしては示せませんが、そこはご了承いただきたく。感想ベースですが。
あとは、今かかっているレースのカーテン。これがちょっと我慢できず。
お値段以上のお店で初めて買いましたが、横の窓に掛かっているオーダーカーテンと比較しちゃうのでどうしても「ぺらぺら」。
ドレープとか生地感が残念な感じ。
やっぱり見劣りするので、ここはケチらず、同じ生地でオーダーできたので出来上がれば差し替えます。やっぱり値段は値段ですね~
と、ここまでプチプチよりは断熱力が幾分強そうなので、作ってみましたが皆様のお宅の断熱対策はどうされているでしょうか。参考になれば幸いです。