WTI原油暴落、マイナスってスゴイ。

時事ニュース
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今朝(昨日)の我が家のトップニュースはWTIの暴落。

NY原油先物、初の価格「マイナス」 5月物投げ売り殺到: 日本経済新聞
【ニューヨーク=後藤達也、シカゴ=野毛洋子】20日のニューヨーク原油先物市場で史上初めて価格がマイナスとなった。原油需要が激減する中で在庫が増え、保管スペースが枯渇している。ファンドが投げ売りし、1分で10ドル以上下落する場面もあった。

出典:日経新聞電子版

朝からモーサテでもこの話題で持ち切り。

先週もWTI20ドル台であったり20ドル切ったりと、私が意識して見だした時は60ドル前後でしたが、それでもスゴイのに、ゼロ振り切ってマイナスって。

売り側がお金払って買い手に持っていってもらうってことですよね?!

スゴイ時代です。

思ったほど、日系企業には影響なし。

さぞ、日本の元売り、石油卸、石化関連メーカーなど影響かるのか?!と本日の前場ワクワクしながら、どーんと下がったら買ってやれ~と思ってましたが、思った程下がらず。

それもそのはず。

ワタクシの不勉強ですが、日本の元売りの指標としてはWTIではなく、ドバイスポット価格。とはいえ、夕方みたらドバイも落ちてますが、まぁWTIほどではありません。

な~んだ残念、買うほどではない下げでまったく面白くない。

ですが、他に面白い点も。

前場開いての最初の30分程ですが、瞬間的な値上げ率No1が見るからに原油タンカーの会社。

知らない企業でしたが、企業のHPみるとマークが明らかに日本郵船系で大株主日本郵船の原油タンカーの会社でした。

株価の上がり下がりって、事実だけではなく、いろんな思惑やら噂でもあがったり下がったりするところが面白い所でもあります。

スゴイ材料のニュースでも翌日まったく株価に響かないことも多いですし、ホント勉強すること多すぎです。

まぁ、こんなどさくさ紛れというか便乗なかんじで、夕方には出光の予想修正で営業利益250億円マイナスってのもでてましたし。

新型コロナ:出光興産の前期、250億円の最終赤字 原油安響く: 日本経済新聞
出光興産は21日、2020年3月期の連結最終損益が250億円の赤字になったようだと発表した。従来予想(1000億円の黒字)から1250億円下方修正する。新型コロナウイルスの影響で石油製品の需要が減少し、製品販売の利幅が大幅に縮小する。

同じく日経電子版からの出典です。

石油・化学系はサラリーマン時代も色々仕事させてもらいましたが、まぁ色々思う事の多い業界です。

油田権利もってるような川上企業さんなどは、ジャーと蛇口ひねればお金でてくるようなビジネスだったりもしますし。まぁ金持ち喧嘩しないの典型のおっとり社員さんが多かったイメージです。

石油などの時価ものなんで、各種部門評価指標としては価格は考慮しないといった企業さんもありますし。

と思えば、いろいろ文化習慣が違って面白いなあと。(↓過去、某社株主総会記事)

【株主は見た!シリーズ】某石油会社株主総会
旅行で不在の事もあり、6月の総会シリーズ、中々出席できませんでしたが、リーマン時代に仕事した両者合併の事もあり、行って参りました。合併後って一味違って面白い!どうも両社OBOG出席が多いようで質問が純粋にリターンを求める株主にはどうでもいいよというのが多く…合併という観点では、S社OBそれも二人から創業者の孫ってだけで実業経験ゼロのM氏の取締役選任断固反対と意思表明。それ対するI...続く

今回じりじり原油価格がさがってきてる背景に、OPECやらロシア、アメリカとの減産合意がなかなか決まらなかったことや、コロナによる需要減などが大きな原因としてあります。

コロナ禍はどうしようもないとは思いますが、一点なんとなく臭いのは減産合意に時間がかかっていること。

色々要因あるんでしょうけど、ロシアと中東でアメリカのシェールつぶしちゃうんと勘ぐってしまいます。

実際、アメリカのシェール企業じゃんじゃん潰れて行ってるみたいですしね。

中東は国策でやってますし、王族の資本だったりしますので、投資規模がちがいますしねぇ。

20~30年前のスパイ小説とか経済小説とかはオイル・エネルギー資源を絡めたものも多くデカイ金が動くせかいなので、まぁいろいろ勝負師的には面白いんでしょうけど。

ちょっと不謹慎かもですが、色々世界の転換点でほんと最近はニュースが面白く、また10年20年、さらには死んでるかもですが、50年100年時の洗礼を受けた後の評価が楽しみです。

今後もワクワクしながらチェックしたいと思います。