裄だしに挑戦① 

着物
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告白します。

もうこれで、今年2021年着物買うのは打ち止めと思ってたんですが、買ってしまいました。

それも訪問着。。。

というのも、ワタクシの通っている茶道教室はどちらかというと、練習着以外は訪問着がいるようで。

先生が色無地よりも華やかな訪問着で場を明るく華やかにってのがお好きみたいで。

はい、ワタクシもそっちのほうが良いと思います。

相当着付けも上手で良い地紋のいい生地の色無地じゃないと、あれやっぱり仲居さんにみえるので。

着付けや着物の良し悪しなど、シンプルなだけにアラも目立ちますし。。。

あれこそ上級者むけですよね。

というので、そこまでじゃなければ模様ありの着物の方が経験的にも着付けが楽な気がします。

昨年初釜用に訪問着は1つ手に入れてあるのですが、お茶会でも着たし毎回これもなぁというので。

気に入るものがなければ、今持っている御所車のピンクのやつでも全然よいのですが、気に入るやつがメルカリででてきちゃったんですよねぇ。

訪問着って昭和な時代のヤツって、柄と色でダサさが際立つとおもいませんか?

何代も着れるって絶対嘘やわ~

リサイクルで出てるおおくのガラつけて、なんでこう「昭和の魔法瓶」みたいな花柄が多いのでしょうかねぇ。

ワタクシあれが嫌いで。

新品でも豪華すぎるのは演歌歌手とか水商売にみえるのも多いし、できればミニマリスト数を絞りたいので、季節季節でみたいな風流さはいらんのです。

となるとお花や季節柄は避けたいと。

やはり最近のモノはもう少しモダンなガラつけ、薄めのペールトーンもあるみたいですが、そういうのはなかなかリサイクルではでてこないんですが、今回たまたま見つかってしましました。

柄も季節関係ない古典ガラのデフォルメですし。好みより柄サイズが若干大き目ですが、まぁ値段とバリュー比較でよしとしましょう。

手持ちの訪問着がピンクなので、ちょっと雰囲気替えてこれもええでしょう。

ただし、裄が足りません。。。

さすがにお直しまでだしてってなると、せっかくメルカリでお得にゲットしても、直すのにお金かかっちゃうんですよねぇ。

ですが、ワタクシ。

今年半年ほど和裁教室に通って単衣ですが着物を縫い上げた実績があります。キリッ!

これは自分でやってみるしかありません。

これも含めて寸足らずだけど気に入る訪問着がメルカリに出てたのも、運命です。

というので、1か月ぐらい迷った末、ポチリ。

2022年の初釜は1月7日なので、この新規購入分ではなく既存のピンクのを着る予定ですので、焦らずともOKです。

春ごろにきっと許状授与式てきなものがあるはずなので、それに間に合えばぜんぜんOKなので、気楽にトライです。

小紋で練習

と言いつつも、綺麗な訪問着で失敗したくないので、まずは手持ちの小紋で練習です。

最初に袖を表地、裏地共に外します。

力布がはってある袖付け部分を布を切らないように気を付けて、外します。

その後、綺麗にアイロンをあてて筋消し。

問題なさそうだったので、アイロンスチーム掛けやら霧吹きしながらガンガンあてます。

まぁこの小紋リサイクルで3000円だったので躊躇がありません。

これ、一度プロのクリーニングにだしたので、プレスがピシッとかかってて気持ちが良いのですが、柄が全面にちらされている小紋なので、ちょっとぐらいシミがあってもぜんぜんわからないというメリットがあるのですよ。

クリーニング出す前にプロに診てもらった時も、まぁシミあるけど、わかりませんね~って。

ただ、裾部分が割と汚れてるなぁというので、クリーニング出しましたが、クリーニング代の方が着物取得原価より高かったです。

皆様ご自身でやられる場合は自己責任でおねがいしますよ。

でも柄的にはこれ一番きにいっているのですが、まぁ裄が63.5cmしかなくて、前回業平の落語を聞きに行った時に着たんですが、なんかツルツルテンテン風やなぁと。

裄だしについてはいろんなやり方があると思いますが、今回取った方法はこちら。

  1. 袖を完全に外す。(裏も表地も)
  2. 袖側1cm伸ばす。
  3. 身頃側の肩を1cm伸ばす。ただし、身幅は広げたくなかったので、袖付けの位置はオリジナルのまま斜めに新たにアイロンで折り目をつけました。
  4. 写真ではわかりにくいですが、肩と袖付けの2か所に仕付け糸で糸印をつけておきます。身頃側も同様に。これがあると袖と身頃を縫い合わせるための待ち針を打つ時の合わせ印でつかえます。

身幅は実はこの小紋が一番マイサイズに近かったので、あんまり皺が寄らず綺麗に着れるのですが、裄が短くて。。。

あと身丈はワタクシの身長から標準といいわれる長さよりは短いのですが、ワタクシ長すぎるのどうも体の厚みがないからから、生地が余って着にくいので、短めがすきです。

でもそうするとどうしても衿下位置が腰ひもよりも割と下がってしまって、いわゆる短足にみえるかもというやつ。

うむ~裄伸ばしがおわって気が向けばこれもやるか。

まぁまずは裄直しだわ。

問題発生!裏地がたらん!

ほどいてみたはよいのですが、どうも裏地が足らん。

ワタクシ着物屋さんの採寸では裄68.5cmなんですが、この小紋は63.5cm。

5cmも足りんので、まぁツルツルテンテン感でますよねぇ。

ただ、自分で縫った単衣とか初めてあつらえたマイサイズの夏着物はこのマイサイズですが、それ以外のリサイクル系は66cmだったりもします。

なんとなくですが、許容範囲としては65cmかなと。

で、今回3cmぐらい伸ばせればなぁと思ってたんですが、ほどく前からどうも裏地が怪しいです。

表地は2.5cmぐらいオリコミが袖側、身頃側は4cm以上あるんですけど、袖の裏地が1cm程しか伸びしろがありません。。。

これ、昔の着物あるあるだそうですが、困った。

で、今回取った策としては、身頃はあまり増やしたくないので、肩1cm+、袖側1cm+にすることに。

袖の特にふりの部分、裏地は織り込んでくけ縫いはできそうにないので、表地も3つ折りではなく2つ折りにして、裏地は折らずにそのまま表地2つ折りの部分に乗せて、くけると。

糸目が少々見えますし、裏地は折り返しがなく反物の「耳」そのままですが、裏地だし良いでしょう。

肩と合わせる袖も部分も袖側が生地が足りんので、肩側をマシマシにしてなんとかくけました。

裏地はくけるんじゃない方法もあるようですが、今回生地もギリギリでくるっと返すのが微妙だなぁとおもったので、手つりそうになりながら、くけてみました。

縫い目が隠れるようにキセもかけて。

家庭用アイロンなので、小回りが難しく、指をやけどしないように慎重にやります。

和裁用のコテってちょうどサイズ的には使い易そうですね。

パッチワーク用とかで小さいアイロンも手芸屋さんには安く売ってますが、ここはミニマリスト、モノを増やしたくないので、テクニックを付けてカバーしたい所です。

よし、できた。

まぁ初回としては良いでしょう。

和裁はやっぱり、正確に測る、正確に待ち針打つとアイロンの技術が一番いるよねぇと思います。

縫うの自体はぜんぜん大したことない気がしてます。

そこまでの準備の正確さが必要だなぁと思いますが、まぁ自分が着るもので売りもんではないので、気軽にです。

この調子で、本命の新規購入分の訪問着もそのうちチャレンジです。