そろそろ着物着始めて一年とちょっと経とうとしています。
ということは、草履もそれぐらい履いていると。
頻度的には茶道のお稽古と観劇・美術館行く時ぐらいなので、月3~4回です。
でも今年から茶道のお稽古を月2から月4で毎週行くように変えたので、今年はもう少し増えるでしょうか。
でたまたま草履を脱いだ時にコロンと裏返ったら、、、そろそろですね。
かかとがえらい削れてきてました。

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ワタクシの草履は神田 胡蝶が日本橋三越にだしてたお店でセールしてた時買ったやつです。
当初は鼻緒が痛くて、ぜんぜん歩けなかったので、地下足袋やらいろいろトライしてた時期もあります。



が、布ぞうり(布で作るわらじみたいなの)を自分で作ってみたら、鼻緒も自分で作りますし、なんか自分で挿げ替えとか調節できそうだなぁというので、自分で胡蝶の草履も鼻緒の一番当たって痛い硬いツボ部分の布地を取り替えたのでした。



それからは、もう草履が快適。
ぜんぜん痛くありません。
やっぱり鼻緒の生地が固めだと痛かったみたいで、自作帯揚げをつくったポリエステルのちりめん生地の残りを使ってやってみました。
というのもありまして、自分で改造しているのもあり、、、職人さんの所にかかとのメンテナンスを持って行きにくいというのがあります。
ネットで色々検索すると、けっこう自分でメンテナンスされているかたも多かったので、ワタクシもパーツだけネットで買ってレッツトライです。
今回つかったのはこちらのパーツ。




道具としては基本、ドライバーと金槌があればOKです。




まず、古いかかとをドライバーをつかってべりっと引き離します。




ワタクシのは旧くぎのいくつかの頭の凹凸がないのがささってドライバーではとれなかったので、場合によってはペンチで引き抜いてください。
ネットでみた情報ではくぎ抜きとありましたが、結構細いのでトンカチの裏についているくぎ抜きではできないようでした。
あとは新しいかかとの位置を固定して新しいくぎを打ちます。
垂直に振り下ろさないと、釘ってまがるんですよね~
結構力いれないとだめですし、音も大きいので職人気分です。




というのでものの10分程度で出来上がりです。
けっこう簡単なので、簡単な工具が家にあれば自分で補修してみるのも手かもしれません。
そういえば、今は結構どこにでもミスターミニットみたいな靴の修理屋さんあるので革靴やらハイヒールはメンテナンスにだしてましたが、中学生の時のローファーは自分でかかとメンテやってたかもしれません。
草履程底があつくないので、釘ではなくボンドで貼るだけだったと思いますが。




これで、春の着物のお出かけもバッチリですね。
皆様の参考になれば幸いです。